生産性向上への取り組み

現在クルクメールには、生産部門、営業部門、スパ部門の3つがありますが
その内生産部門は会社立ち上げ当初からの一番歴史の古い部門。

ちょっと前までは、台拭きと床用雑巾を一緒にするスタッフに向かって「コラ〜!」と慌てて止め、日々散らかっている工房にため息をつきながら「汚い!整理整頓が足りない!」と耳にタコができるくらいスタッフに日々指導していましたが、そんな日々が懐かしいほどになりました。

私は整理整頓がそもそも苦手な大雑把な性格で
トップがこうだから、組織自体がOrganizeされていないのは承知の上で、、、
私自身も、そしてスタッフも共に成長したからこその結果だと思います。

弊社では生産性を計る指標は未だありませんが、(ちゃんとTruckしないとなぁ)
それでも肌感覚で、そして1日の生産量から生産性が遥かに上昇しているのがわかります。

毎年10,11月はローシーズンで忙しくないのですが、直営店をオープンさせて4回目の年末年始を控える今年は、「計画的、かつ効率的な準備で、パニック無しの年末年始を!」をスローガンに、生産部門のトップ3と一緒にミーティング。
その3人は、クメール語オンリー、2/3人は小学校ドロップアウト組。
あまり難しい事を言うと頭イッパイになってしまうので、
「12月10日までに、以下の製品リストに沿って全ての製品の在庫を確保する」
というゴールと、
10月は、マテリアルの準備、石けんの準備、年末年始用部屋の準備
11月は、その他製品の準備、石けんのパッキング
というザックリ計画を伝えました。
そいて、後は自分らで計画せい、という、いつもの放置プレイです。
10月からマテリアル管理に任命されたスタッフ(入社1年半)が、はたしてどこまで仕事できるか不安でしたが、「じゃ、日本行ってくる間準備よろしくねん、貴方しかいないから、頼んだよ!」と放任?して1週間、戻ってくると、期待以上の成果でした。
「年末年始用の製品リスト、全てのマテリアルに分解して、
すべて10月中に用意しておき、11月から効率的な生産に備えられるように」という私の指示をきちんと理解し、準備が進んでいました。

指示してないけれど、タグに個数を書き込んで分かりやすくする工夫があるなど、、、
うう、ボスは成長が嬉しいです。

こちらはバスソルトに使用する紐。
(指示してないけど)生産ロット別に小分けされていて、使いやすくなっています.

小さな事かもしれませんが、スタッフが自ら考え、行動できるよう成長したことがとてもうれしいです。
余談ですが、今、来年度に向けて新しい人事評価制度をつくっています。
「評価」ときくと少し怖いですが、私の中でのコンセプトは
− 会社の成長(ビジョン)と自分の成長(経験、スキル、報酬)を描き見ることができる
− 組織内の自分の役割、期待、責任が明確になり、より働きやすい職場になる
− できたこと、できていないこと、今後すべきこと、がはっきりと理解できることで、次へのステップが明確になる
と、ポジティブな制度をつくりたいと考えています。
大卒のエリートも、小学校ドロップアウト組も、無学歴も、
どんな人でもそれぞれの成長を感じることができる、能力を発揮できる組織に今後もしていきたいと思います。

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