クルクメールの手作り石鹸を子どもたちの衛生教育へ役立てたい

みなさま、こんにちは。
クルクメールは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を受け、4月から臨時休業とさせて頂いております。
幸いカンボジアでの感染者数は比較的少なく、観光の街としては信じがたい一時期の閑散とした光景から少しずつではありますが日常へ戻り始めている部分もあります。
今回のCOVID-19の感染拡大を受け、現地では人々の衛生意識の向上が見られました。お店の前にはアルコール消毒液が置かれ、入店前に手指消毒ができるようになっていたり、手洗い場には手洗い方法の説明とイラストが貼られ、人々が手洗いの大切さや正しい手洗い方法に意識を向けるようになりました。

クルクメールはこの機会に、より多くのカンボジアの人々に手洗いの大切さを知ってもらい今回のCOVID-19だけでなく様々な病気から自身や周りの人の健康を守る為、自社の手作り石鹸の寄付と石鹸を使用した手洗い指導を行いました。
今回、石鹸の寄付・手洗い指導の実施をさせて頂いたのはシェムリアップにあるアンコール小児病院です。

アンコール小児病院は1999年に開院して以来、現在までで延べ160万人以上の子どもたちに医療を提供しており、毎日400人以上、多い日には600人をこえる子どもたちが外来を訪れるそうです。こうした子どもの多くは、予防や治療が可能な病気を患っています。カンボジアでは呼吸器感染や下痢の対処が遅れたり、先進国ではもう根絶している病気から命を失うことが稀ではありません。24時間態勢の救急病院として、シェムリアップ市内のみならず、近隣の地域の人々にも信頼される存在となっています。また、高水準の医療提供のみならず、地域と連携した衛生教育を通して病気の予防にも力を入れています。こうしたアンコール小児病院の地元に根付いた活動を拝見し、この度石鹸の寄付・手洗い指導の実施をさせて頂きました。

以下は、手洗い指導の様子です。
理学療法士の中尾健太さんにご協力頂き、アルコール・石鹸を使用した正しい手指消毒・手洗い方法をご指導頂きました。
参加するのは病院で順番待ちをしているお子さんとその親御さん達です。
まずは病院スタッフからみなさんへ「なぜ手洗いが大切なのか」を問いかけて行きます。続いて、参加者の中からアルコールを使用した手指消毒をみんなの前でやってみたい人を募ります。少年が前に出て来て手指消毒を見せてくれました。しっかり指の間も行っています。「手洗いは何秒行うのが理想ですか?」とのスタッフからの問いに、しっかりと「40秒間」と答えていました。大勢の人の前でしっかりとできていて、普段から行っていることが伺えました。

次は中尾先生による正しい手指消毒・手洗い方法のお手本です。みなさん真剣な眼差しで見ています。
忘れがちな部分もしっかり見せて説明して行きます。



説明の後は子どもたちに実際に手を洗ってもらいます。しっかり石鹸を泡立てて洗っていきます。中尾先生に教えてもらいながら見よう見まねで洗います。


カラフルな石鹸に、子どもたちも楽しんで手洗いをしていました。
短い時間ではありましたが子どもたちに手洗いの大切さが伝わり、楽しく手洗いをするきっかけになれば大変嬉しく思っています。
COVID-19の一早い終息と、終息後も手洗いがカンボジアの人々の習慣として残り続けることを祈っています。

アンコール小児病院:https://angkorhospital.org/what-we-do/quality-care/
手洗い指導協力(中尾健太様):https://www.facebook.com/saijusiemreap/

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