はじまりと出会い

カンボジアを初めて訪れたのは2004年の秋でした。

道路は舗装されてなく、数少ないバイクが通るたびに土ぼこりが舞う静かな観光の街シェムリアップで、貧しさとは裏腹にキラキラした笑顔で幸せそうに暮らすカンボジアの人々にショックを受け、幸せとは何かを考えさせられました。

何度かカンボジアを訪れ、日に日に増える自動車や建物から経済成長を感じる反面、5,6歳くらいの小さな子供が朝から晩までゴミをあさり、日焼けで真っ黒になった肌を砂埃で真っ白にしながらも一生懸命に生きる姿を見て、カンボジアの貧しい人たちのために自分は何ができるのか、と考えるようになりました。

途上国支援をする学生団体で活動し、一方で社長のカバン持ちをしながら、ビジネスとは起業とは、を学ぶ学生時代を過ごす中で『一方的な支援ではなく、お互いが対等な立場で協力し合い、持続的にゆっくり成長する、地域に根ざした“収入=仕事”を創りたい』と思うようになりました。